第4回 資金計画が失敗する3つの理由 ❷
こんにちわ!
SUGIWORKsの杉野です!
今回は【資金計画に失敗する3つの理由】の
2つ目の理由をお伝えします。
2つ目の理由は
お金の事を後出しにする建築会社が多いため
具体的な金額がわからない
です。
住宅展示場に行ったり、見学会に参加したとき
『このお家はいくら?』と質問すると
同じような坪数・大きさの家でも
住宅会社によってその答えに
大きな差があります。
一体何が普通なのか?
何を基準に考えればいいのか?
それがいまいち分からないことが
多々あるかと思います。
実は住宅業界では
価格表示の仕方について
基準があるわけではありません。
基準がない以上は
実際より安く見せることが
いくらでも出来るということです。
多くの住宅会社は、チラシやホームページで
パッと目に入る価格を実際よりも
安く提示しています。
他の会社よりも金額を安く感じさせるよう
見積書を作り、提示する会社もあるのです。
その価格では、その家に住むどころか
そもそも建つことも出来ない見積りで
諸費用や付帯工事などを含まない
「住めない状態の建物金額」のみが
提示されるケースです。
契約した後や契約の一歩手前になったときに
「これだけ別途費用がかかりますよ」と
本当の金額を打ち明けられてしまいます。
これでは考えていた予算が狂ってしまいい
後に困ったことになってしまいます。
さらに、判断基準の一つとなっている
建物の「坪単価」表示を、競合している
他の会社より安く見せかけるための
トリックを使う住宅会社もあります。
【坪単価】トリックとは
✔延べ床面積と施工面積の違いによる差
✔尺モジュールかメーターモジュールかの違い
✔建物本体価格と付帯工事価格、オプション
上記の3つを使い、巧みに安く見せています。
注文住宅の費用を、実際より安く見せることは
実は難しいことではないので
多くの住宅会社に見られます。
住宅会社は、一番大切な部分である
「お金の話」を後まわしにしがちです。
ですので、自分でしっかりと知識を付け
惑わされないようにすることが大切です。
最初に提示される『入口価格』だけで判断せず
住める状態の『出口価格』がいくらなのか。
しっかりと把握したうえで
家づくりを任せるか判断しましょう。
契約した後になって予想以上の
出費に追われないよう...
予算オーバーでお金を工面するのに
苦労しなくて済むよう...
最初の表示価格の安さに惑わされず
気を付けて家づくりをすすめて
いただければと思います!
次回は3つ目の理由をお伝え致します♪