第11回 家づくりの諸経費について②
スギ工務店【SUGI WORKs】の杉野です!
今回は前回引き続き、家づくりにかかる諸経費に
ついてお伝えしていきます。
第11回では、『火災保険』についてお話します。
②火災保険
火災保険は、保険会社によって違いがあります。
そこで、火災保険を選ぶうえで
最低限の知識をお伝えしていきます。
【保険適用範囲の選択】
・建物のみ
・建物+家財
※『家財』とはテレビやソファなどを指す。
もちろん、保証範囲によって支払う費用も違います。
建物+家財になると、必然的に金額は上がります。
また、火災だけではなく『水災』による被害にも
対応可能なプランもあんです。
そうなれば費用はもちろん上がるわけですが
少し土地が低いなと感じている方だけではなく
心配がない地域に住まわれる場合でも
費用をかけてでも水災に対応しておくほうが
無難なのかもしれませんね!
また、火災保険の価格は『建物の構造』
によっても違ってきます。
木造住宅における耐火・非耐火構造
建物の構造は『耐火(T構造)』と
『非耐火(H構造)』の2つに分けられます。
『省令準耐火構造』という構造が
木造住宅では耐火構造(T構造)に該当します。
そして、耐火なのか非耐火なのかで
火災保険の価格はなんと『60%』近くも
変わってしまいます!
< 例 >
火災保険は10年間まで一括払いをすることが可能。
2,000万円の建物で耐火と非耐火
10年分を一括支払いの総額で比較すると
以下のようになります。
耐火構造 :約15万円
非耐火構造:約35万円
その差なんと約20万円!
しかも10年間のみの話のため
これ以上の差額になります。
住宅会社でプランをしてもらう時には
その会社の建物の基本構造が、耐火なのか非耐火なのか
しっかり確認する必要があります。
また、建物について希望するポイントを叶えることで
耐火基準から外れるケースもあります。
その点も住宅会社に確認しつつ
プランを練ることが必要です。
次回は諸経費の『登記費用』について
詳しくお伝えしていきたいと思います!
お楽しみに♪